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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/23(金) 22:29:06.41
ID:8YdDaY8n0
高木さん「あははは、私の勝ち。西片よわいなぁ」
西片「くぅ~!高木さんめぇ…!」
高木さん「さーて、罰ゲーム、何にしよっかなぁ…」
西片「うう…」
いつもの帰り道。
隣の席の高木さんと、気づいた頃には当然のようにいっしょに帰るようになった俺。
高木さんは俺と歩幅を合わせるために自転車を押して、俺はそんな高木さんに一日中からかわれて。
ああ、今日は何回腕立て伏せするのだろう。次こそ、いや明日こそは高木さんをからかってやろうとまた作戦を考えて。
高木さん「あ、そうだ。手伝ってほしいことがあったんだ。ちょっときついかもだけど、平気?」
西片「わからないけど、俺にできる範囲で」
高木さん「西片なら大丈夫だと思うけど、どうだろうね」
西片「何させるつもりなの…?」
そんな日常が、このままずっと続くのだと俺は疑いもしなかった。
高木さん「私、もうすぐ引っ越しするから」
西片「……え……?」
そう、信じていたんだ。