魔王「勇者よ、貴様には究極の“絶望”を味わわせてやろう」勇者「なんだと!?」

2021-01-31 (日) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/25(金) 17:11:08.04 ID:Su8ccyMg0

勇者「覚悟しろ! お前を倒し、姫と平和を取り戻す!」

魔王「人間の分際でよくぞここまでたどり着いたものだ……」

魔王「勇者よ、貴様はただ殺すだけでは飽き足らん。貴様には究極の“絶望”を味わわせてやろう」

勇者「なんだと……!?」

魔王「一切の防御はしない。さぁ、貴様の最高の技を放ってこい!」

勇者「…………!?」

魔王「どうした、怖気づいたか?」

勇者「後悔するなよ!」




魔王「滅ぼされてから100年かかって蘇ったら勇者がまだ生きとったわ」

2020-12-26 (土) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: ◆CItYBDS.l2 2020/11/17(火) 22:06:12.98 ID:yqfZKOlt0

魔王「見事であったぞ勇者。女神の加護を受けているとはいえ、人間ごときが我を打ち倒すとはな」

魔王「だが、我は破壊神の使徒『魔王』。何百年、何千年かかろうが必ずや復活を果たし」

魔王「今度こそ、人類を滅ぼしてくれる」

魔王「人間どもよ、束の間の平和を楽しむがいい」

魔王「ふはははははははは」




英雄「悪魔退治?」

2020-12-24 (木) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: ◆CItYBDS.l2 2020/11/15(日) 11:37:23.79 ID:lChxzMEi0


英雄「陛下。お呼びと聞きはせ参じました」

王「おお! 来てくれたか。実は、頼みたいことがあっての」

英雄「何なりとお申し付けください」

大臣「実は、王都から目と鼻の先にある王家の避暑地に悪魔が住み着きまして」

英雄「『悪魔』ですか」




オーク「姫が脱獄しました!」 ドラゴン「捕まえろぉ!」

2020-12-17 (木) 00:07  魔王・勇者SS   1コメント  
1: ◆CItYBDS.l2 2020/11/02(月) 14:13:11.63 ID:7pmzkmvI0



ドラゴン「王国から拐してきて早々に逃げられたのでは、赤っ恥ではないか!」

オーク「参りましたねえ……」

スライム「報告! ダンジョン内で迷っていた姫を確保しました!」

ドラゴン「おお、早いな! よし、ここに連れてこい」

スライム「御意」




勇者「魔王お前…風邪引いた?」

2020-12-11 (金) 00:07  魔王・勇者SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/01(日) 16:13:56.07 ID:DuN+NK+p0

魔王「何を馬鹿な…魔王たる我が…ゲホッ、魔王たる我が風邪を引くわけがっ!ガホガハゲホッッッ!!!」

勇者「いやどう考えても風邪じゃねえか寝てろよ…」

魔王「魔王たる我が…おい待て勇者、何故後ずさる」

勇者「だって風邪だろ?また三日後あたりに来るからさ、決着はその時な。養生しろよ」

魔王「ふざけるこら!勇者たる者が魔王を前に背を向けるのか!ゲホガハッッ!!!」

勇者「いや俺勇者だからさ、正しい行いしなきゃいけないから…相手が万全じゃない状態で倒すわけにはなあ。相手が風邪だから勝てましたとかかっこ悪いしさ」

魔王「待てこら!魔王を前に背を向けるな!大魔王から逃げられるとでも!ああ、リレミトするなぁぁぁあああ!ゲホォッ!」




国王「魔王を倒した勇者は、もう用済みだから始末する」

2020-10-24 (土) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/04(日) 17:01:34.49 ID:94WxL4cC0

― 城 ―

大臣「ついに勇者殿が、魔王を倒されましたな!」

魔術師「ええ、これでようやく我が国に平和が戻るというものです」

国王「うむ……」

国王「つまり、もはや勇者は用済みということだ」

大臣&魔術師「え!?」




魔王「この石像がお父様に封印された男なのね」

2020-10-24 (土) 02:24  魔王・勇者SS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2020/09/13(日) 21:43:21.15 ID:R7sGJKdW0

側近「左様でございます」

側近「先代様の側近であった父の話によれば先代様をも脅かす力を持っていたとか」

魔王「素晴らしいわ、これで魔族の復権も夢じゃないわね」

魔王「さあ目覚めなさい封印されし男よ!私と共に魔族の覇権を取り戻すのよ!」ピカーン

男「うっ……眩しい……」

魔王「解除成功みたいね」

側近「流石です魔王様」

男「女が2人……?」

男「俺に近づくな!早く離れろ!」

魔王「は?」




勇者「僕らは童貞」

2020-10-11 (日) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/25(金) 10:27:39.67 ID:kEzX/CXQ0


――砂漠の街 宿屋の一室――

勇者「…………」

戦士「…………」

魔法使い「…………」




勇者「この物語の結末は、ここにいるみんなが見たいんだ」

2020-09-18 (金) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: 9-twilight 2020/08/23(日) 20:09:14.79 ID:OZ3j0KHT0

国王「勇者よ、この世界が今どのような状況にあるかは知っておるな?」

勇者「はっ、魔王の脅威に晒されております」

国王「ふむ、そのとおりじゃ。魔王がこの世界を我が物にしようと、多くの魔物を送り込んできておるのじゃ」

勇者「北の方には、魔物の群れに滅ぼされた国もあると聞いています」

国王「そこで、じゃ」

勇者「はっ」

国王「そなたには魔王討伐に向かってほしい」

勇者「陛下のご意向とあらばすぐに出立いたしますが……」

勇者「既に国王軍が魔族と戦ってるのではありませんか?」

国王「それはもちろんじゃ」

国王「しかし、国王軍は国内にいる魔物の群れの相手をするのに手一杯で、魔界に向かう余裕がない」

国王「仮にその余裕があったとしても、国王軍のような大群では、すぐに魔王に発見されてしまう」

国王「勝手の分からぬ魔界で、そのような行軍はあまりに危険が大きいのじゃ」

勇者「なるほど」

国王「そこで、そなたには魔王の討伐に特化した少数精鋭の“暗殺部隊”として魔界に向かってほしいのじゃ」

勇者「お話はよくわかりました。それでは早速出立いたします」

国王「まあ待て」

国王「少数精鋭と言ったであろう。まずは酒場に行って仲間を探すとよい」

勇者「はっ!」




魔王「にゃ~ん」

2020-08-27 (木) 07:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: ◆AhbsYJYbSg 2020/08/09(日) 20:50:37.04 ID:CRava8dn0


魔王城最深部

 スタ……スタ

勇者「ついに、ついにたどり着いた」ハアハア

勇者「私は負けない。散っていった仲間たちのためにも」


 ゴゴゴゴゴ


魔王「……」


勇者「くっ、なんて恐ろしい姿だ。あんなのに一人で戦いを挑まなきゃいけないなんて……っ」

 カタカタ

勇者(震えが止まらない……いま攻撃されたら……!)チラ


魔王「……」


勇者(なにもしてこない!? 余裕のつもりか? なめられたものだ)ギリッ

 カチャリ

勇者「来たぞ魔王。世界を救うため、いまお前を滅ぼす!」


 ゴゴゴゴゴ……



魔王「にゃ~ん」




少女「ボク、魔王になってもいいですよ」

2020-08-25 (火) 07:21  魔王・勇者SS   1コメント  
1: ◆AhbsYJYbSg 2020/07/23(木) 19:34:26.36 ID:90W1dByK0


魔王城最深部

闘士「覚悟しろ魔王! うおおお!」ダダッ

 スカッ

闘士「ぐふうっ」ドサッ

シスター「闘士!」

勇者「くそ、あれも幻術か」

魔道士「さすが魔王、攻撃魔法や防御魔法だけでなく、幻術も最高レベルとは……。
 もはや限界じゃ。一旦退いて体勢を立て直したほうがいい。ゆくぞ、『ランク3・転位』」ヴ…

 バチンッ

魔道士「なっ……転位が遮断されたじゃと!?」

 くくっ あははは!

魔王「いいねその顔、絶望の顔!
 君たち四人はここから逃げられないし僕を倒すこともできない。
 つまりどういうことか分かる? 全員無様に死ぬってことさ」

勇者「くそ、ここまでか。ここまでなのかっ」

 ハア、ハア

闘士「シスター……ちゃんと言葉にして伝えてなかったな。俺はアンタを……愛してる」

シスター「分かっています。私も……愛しています」ポロッ

魔道士「何かないか、状況を打開する一手となる魔法が!」バラララ…

勇者「くそ、くそおおお!」

 ふふっ

魔王「あんまり可愛そうだからチャンスをあげる。
 ゲームをしない? 君たち四人のうち、一人だけ命を助けてあげる」

シスター「えっ」

魔王「ただしその一人は、他の仲間を殺さなければならない。
 どうかな? 自分のちっぽけな命を救うために、大切な仲間を犠牲に」

 ザンッ!

魔王「……まだセリフ終わってないんだけど」




女神「貴方にコーチン・ブレイドを授けます」

2020-07-24 (金) 18:01  魔王・勇者SS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/28(日) 09:37:41.46 ID:1My2a2SL0

男「は??」

女神「コーチン・ブレイドを授けます」

男「は??ちんこ??」

女神「コーチン・ブレイドです」

男「……?」

女神「コーチン・ブレイドです」




【SS】「簡潔勇者」

2020-04-10 (金) 18:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/03(金) 21:16:43.02 ID:TSYDxeWP0

・ファンタジー異世界転生SSです
・勇者と魔王の王道ものです
・剣と魔法の異世界ですがチート能力はあります

・初投稿です
・加えて筆者は書き始めゴニョゴニョ年の初心者です
・描写、練り込み不足などがあったら申し訳ないです




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/03(金) 21:23:01.75 ID:TSYDxeWP0

・主人公がチートで無双します、そういうのが苦手な方は注意
・最初からチート全開ですので理解しやすいと思います(説明不要ッ!w)
・追放要素もありませんのでストレスフリーで読めます
・その分、最近トレンドである「ざまぁw」要素はありません
・ヒロインは出ますがハーレム要素はありません
・っていうか恋愛要素もあんまり…w
・代わりに男同士の友情描写は…(それじゃムサいって?サーセーンw)




魔王「勇者殺人事件」

2020-03-04 (水) 12:01  魔王・勇者SS   1コメント  
1: ◆AhbsYJYbSg 2020/02/10(月) 20:35:44.00 ID:ZEuYCnNT0


魔法使い「嘘……こんなの嘘だよねぇ!」

 おさげ髪の魔法使いが嘆く。
 震えながら立ち竦む彼女の足元には、黒髪の少年がうつ伏せに横たわっていた。
 こちらとは反対側に顔を向けているので表情までは分からない。
 しかし首元や頬は遠目からでも分かるほど青白く、生気がない。

神官「なんでや、なんで死んでもうたん……勇者」

 動かない少年の頭側で膝をついていた、白い衣の神官が呟いた。
 そして少年の上半身を守るように覆いかぶさり、静かに泣き始める。
 形の良い目からこぼれた雫が、勇者の衣服を濡らした。

騎士「……」

 甲冑に身を包んだ短髪の少女騎士が膝をつき、勇者の左手首をとった。

騎士「手首の脈が……ない」

弓兵「呼吸もしていまセン。残念デスが、勇者サンは……もう」

 反対側で勇者の口に手を当てていた背の高い弓兵が、ゆっくりと首を振る。

魔法使い「嫌だ……こんなの、嫌だああああっ!」

 魔法使いの少女が絶叫する。悲痛な叫びは魔王城の広間にこだましたあと、吸い込まれるように消えた。

 闇を具現化したごとき玉座の前で、我……魔王は呟く。

魔王「勇者が、死んだ……?」




悪の貴族「残念だったな勇者よ、そいつは俺の婚約者なんだよ」

2020-02-08 (土) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/18(土) 21:15:38.21 ID:5Ztj6uQ60

勇者「う、嘘だ!嘘だと言ってくれヒロイン」

ヒロイン「残念だけど本当の事よ。私は彼の命令であなたと一緒に旅をしていたの」

貴族「今、こうして裏切らせる為にお前の元にこいつを送り込んで貴様に信用されるように命じておいたのさ」



勇者「そんな・・・一緒に魔王を倒して平和な世界にしようって約束したじゃないか!」

ヒロイン「あなたを信用させるためよ」

貴族「ククク。ずいぶんと可愛らしい約束だな」




王「勇者のためにセーブポイントを設置してまいれ」村人「頑張りますだ!」

2020-01-29 (水) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/08(水) 12:00:34.63 ID:5AeAPs/90

― 城 ―

王「おぬしが王国主催の体力テストで、トップだった村人か」

村人「そうですだ」

王「では、その身体能力の高さを見込んで、おぬしに特命を申しつける」

村人「は、はいっ!」

王「近々、魔王討伐のために、勇者が仲間とともに出発することになっておる」

王「しかし、その旅は困難が予測される。おそらく幾度となく難所にぶつかり、つまずくことだろう」

王「そこで、おぬしに勇者のためにセーブポイントを設置してもらいたいのだ!」

村人「セーブポイント……?」




勇者「ステータスをカンストしすぎた」

2020-01-13 (月) 00:07  魔王・勇者SS   2コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/21(土) 21:13:55.07 ID:Cp0kflXCO

~100年前~

戦士『勇者ってさ、なにに秀でてるんだろうな?』

勇者『?』

戦士『ふと不思議になってさ。例えば俺だったら力だろ。魔法使いだったら攻撃魔法。僧侶だったら回復。それぞれ長所がある』

魔法使い♀『たしかに、言われてみれば勇者って中途半端よね』

勇者『えっ』

僧侶♀『良くいえばなんでもできるオールマイティー(万能)な方では……』

魔法使い♀『プッw 良く言えば? 悪く言えば器用貧乏って言いたいわけ?w』

僧侶♀『ち、違いますよっ!!』




勇者「敗北勇者とバグった世界」

2019-11-11 (月) 00:06  魔王・勇者SS   0コメント  
1: ◆cABJvGmFjs 2019/10/03(木) 01:40:25.83 ID:Agsgud460

メモに殴り書きしたエロSSです。
温かい目で見ていただけると嬉しいです。


「ー起きなさい。起きなさい勇者よ」

勇者「んぁ?」パチッ

「聞こえていますか?私は女神」

女神「今、貴方の頭に直接語りかけています」

勇者(ファミチキ……)

女神「私の質問に 正直に答えるのです。いいですね?」

勇者「あ、これなんか聞いた事あるやつだわ」

「ここにある……その……女性に跨がられて喜んでいる……男性の本は貴方の物ですか……?」カァァ

勇者(照れてる……エロいし可愛い)

勇者「はい。僕のものです」

「勇者、貴方はむっつりスケベですね。最低です」

勇者「貴女が正直に答えろって言ったんじゃないですかあああああ」




魔王「まずはいちご100%からだな」側近「随分と懐かしい作品ですね」

2019-09-26 (木) 12:01  魔王・勇者SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/08/21(水) 21:05:33.92 ID:UnLhG+kGO

週刊少年ジャンプ。
週刊少年サンデー。
週刊少年マガジン。

週刊少年誌において、常日頃から目にする機会が多いのはもっぱらこの3誌であろう。
それぞれ集英社、小学館、講談社より刊行されている息の長い週刊誌であり、この大手出版社が世に出す漫画は後世まで記憶に残る名作が豊富に存在している。

その中でも特に私の嗜好はラブコメディに傾倒しており、そのジャンルにおいて各週刊誌から1作品ずつ挙げていく。

「もう。魔王様ったらまた漫画ばかり読んで」
「よいではないか。心の潤いが必要なのだ」
「はいはい」

申し遅れたが、私はとある異世界に君臨する魔王であり、勇者との血で血を洗う苛烈な戦いの日々に疲れた時は、こうして世界を跨いで配下の稼いだ金で漫画を読み漁るニート生活を満喫している自堕落な者だと明かしておく。
何ぶん、ニート歴が長いもので、若者にとっては古臭い作品かも知れないがそれでも構わないのならばこの独り言に付き合って貰いたい。

さて、それでは早速本題へと移ろう。
勿体ぶるつもりはないので、先にこれから紹介する作品のタイトルを紹介しておく。

いちご100%
ハヤテのごとく!
魔法先生ネギま!

完全に独断と偏見により選別した後世に残るであろうこの3つの名作について、語らせて貰う。




【R-18】勇者「ふたなり魔王の性奴隷になってしまった」

2018-10-12 (金) 00:07  魔王・勇者SS   0コメント  
1: ◆bU0CD2Homw 2018/09/27(木)00:12:17 ID:k9e

魔王に負けて女装させられた勇者がふたなり魔王に弄ばれるSSです
基本魔王×勇者で進行します
次レスから投稿開始します




2: ◆bU0CD2Homw 2018/09/27(木)00:14:18 ID:k9e


「来たか、勇者よ」

 俺は魔王の呼びたてに応じ、薄暗い魔王の部屋を訪れていた。

 ベッドの上でくつろいだ様子を見せる妖艶な女――魔王が俺に手招きをする。

 身長は恐らく2メートル以上。

 薄手のネグリジェ越しに、豊満な肢体が透けて見える。

 だが、それ以上に俺の目を惹くモノが、ネグリジェを下から突き上げてその存在を主張していた。

 ――半陰陽。

 生まれつき生命体として完成していると言われる魔王の肉体は、人間の男女両方の性質を兼ね備えるのだという。

 今日もまた、あの凶悪な代物を受け入れなくてはならないと思うと、屈辱と怒りで頭がかっとなる。

 魔王は紫色の唇を薄く歪めた。

「やはりお前は可愛らしいな。無骨な武具など纏っているよりも、よほど似合っているぞ」

 俺はぎゅっとスカートの裾を握りしめ、ギリと奥歯を鳴らす。

 今の俺は、太ももが露わになるような丈の、白いドレス姿。

 半年にも及ぶ軟禁生活のために、髪は背中まで伸びている。

 刃物の類は一切持たされていないので、自分で切ることはできない。

 上背も男にしては低いので、はたから見ればほとんど女にしか見えないことだろう。