【シャニマスSS】灯織「この風野灯織には夢がある」

2018-12-11 (火) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 13:45:33.41 ID:uH2RoXcq0

注意
※地の文あり
※ジョジョネタはスレタイだけ
※灯織の中学時代妄想です




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/13(日) 13:46:28.91 ID:uH2RoXcq0

「アイドル、ですか?」

同級生A「あれ、風野さんは知らなかったんだ。学園祭のステージで、アイドル呼ぶんだって」

「珍しいですね。中 学生の学園祭でアイドルって」

同級生A「んー、確かに。でも実行委員の連中はノリノリでさー。何でも今日うちに下見に来るらしいよ、アイドル」

「そうですか」

登校すると、教室はいつもより少しだけ騒がしかった。

私はその理由を聞くと、そそくさと自分の席に移動して、イヤホンを耳に通す。

そうすれば、誰も私に話しかけて来なくなる。

それだけで、いつも通りの朝だ。




渋谷凛「“いま”をどんどん過去にして」

2018-12-11 (火) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆TOYOUsnVr. 2018/12/04(火) 03:23:44.81 ID:4N5ngplN0



ステージの袖へと下がり、安堵の息を漏らす。

そのときになって初めて、自分が拳を握りしめていたことに気が付いた。

ほんの一歩分ほどの違いしかありはしないのに、歓声と退場を促すアナウンスが、遠く聞こえた。

駆け寄ってきたスタッフの人からお水とタオル、それから「暗くなってますので足元お気をつけてください」と言葉をもらった。

私が「ありがとうございます」と返すと、そのスタッフさんはくつくつという忍ぶように笑う。

もしや、と思い、深くかぶられた『STAFF』と書かれた帽子を引っ手繰る。

「びっくりした?」

そこには、したやったり、とでも言いたげな表情でにやついているプロデューサーがいた。




【ミリマス】茜ちゃんと踊る馬鹿人間【SS】

2018-12-11 (火) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆Xz5sQ/W/66 2018/12/03(月) 22:50:55.73 ID:HY1MskrZ0

===

十二月、それは新年へ向けたカウントダウン。

突入すれば「一年過ぎるのも早いもんだ」なんてしみじみ振り返ってみたり、
まだ半月以上もあるというのにクリスマスの輩があちこちに姿を現したり。

とにかく日本人というやつが、八月と並んで馬鹿に陽気になるのが十二月なのではないだろうか?


また、読者諸氏には知られた話であるだろうが、
吹き付ける海風の勢いが増そうと765プロライブ劇場は相変わらずの常春気分。

女三人寄れば何とやら、と言ったお決まりのフレーズが安売りされているようなこの場所では、
まぁ、季節というのは基本あって無いようなモノであり、彼女らのプロデューサーである私としては、

順調に増えだすグルメロケと年末年始のイベントラッシュの方が余程寒波よりも身近な悩みである。




静香「はぁ…プロデューサーったら」 志保「……」

2018-12-10 (月) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/02(日) 18:23:34.83 ID:rWQHEB3E0

ガチャ

静香「はぁ…」トボトボ

静香「もう……」

志保「何?」

静香「きゃっ!? し、志保…居たなら言ってよ…」

志保「あなたの視野が狭かっただけじゃない。私はさっきからここに座って雑誌を読んでいたわ」

静香「そ、そう…ごめん…」

志保「それで、何よ。劇場に入ってくるなりため息だなんて、ちょっと気が抜けているんじゃない?」

静香「……」

志保「…何か悩みでもあるの?」

静香「えっと…」

志保「それなら…その、私が話を聞いてあげてもいいけど」パタン

静香「…本当?」

志保「か、勘違いしないで。その調子のままレッスンに取り組まれても他のアイドル達に迷惑がかかるからよ」

志保「…だから静香が良かったら話して」

静香「志保…ありがとう…」




【ミリマス】薄い本大好きRX【R-18SS】

2018-12-10 (月) 00:06  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/03(月) 20:35:53.09 ID:eXFUWOMDO

―ふとその女性は目覚めた

―頭がまだ朦朧する中、辺りを見回す

(ここは……どこ……)

―起き上がろうとするが

ジャリ

(えっ!)

「んんっー!ふむんっ!んんっ?!」フシュー

(か、身体が拘束されて……)ギシッ

―口にはボールギャグ、身体はBDSMのラバースーツを着せられ、手足は枷をつけられ身動きができなかった

―さらに

グイッ

「ふしゅ!?んんんーっ!」ビクッ

(嘘……膣と肛門に何か入れられてる……)

(ば、バイブか何かかしら……)

(落ち着くのよ、小鳥。さっきまで何をやっていたのか思い出すのよ)



(今日は……事務所にいて……それからプロデューサーさんに)

―その時、思い出したくない事実を思い出す



(あ……あの時、プロデューサーさんが)

(私を……)ガクガクガク




喜多見柚「秋は冬の前の季節だから好きだよ」

2018-12-09 (日) 18:32  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆qEJgO2U6bM 2018/12/02(日) 16:38:32.96 ID:VszbTtVLO

P「よいしょっと」

P「すいません。夕食買いに行ってきます」

ちひろ「はい。お気をつけて」

P「ちひろさんも何かいります?」

ちひろ「大丈夫です。私はそろそろ帰ろうかと思いますので」

ちひろ「プロデューサーさんも、あんまり遅くならないようにしてくださいね」

P「ありがとうございます。じゃあ」

柚「いってきまーす」

ちひろ「はーい」

P「なんか出た」




3

【ミリマス】莉緒「それでも君には戻れない」

2018-12-08 (土) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆BAS9sRqc3g 2018/12/01(土) 23:25:55.70 ID:qwW03Ym60



「……お話をいいですか?」

「私で……話せることなら」

「あの……ありがとうございます」

「い、いえ! お礼を言われるようなことは私は……」

「いえ、莉緒さん……お話を……お願いします」

「……えっと……出会ったのは何もない街でしたよ」




奈緒「晶葉がぼんやりしてる」

2018-12-08 (土) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/27(火) 20:54:05.57 ID:peAUAIzho


独自の設定となっております。
短いです。

よろしくお願いします。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/27(火) 20:54:44.83 ID:peAUAIzho


奈緒「おい晶葉、何してんだ、大丈夫か?」

晶葉「ああいや、すこしぼーっとしていたんだ。ちょうど新作の試運転が終わったところで」

奈緒「お、そりゃお疲れ様。今度はどんなの作ったんだ?」

晶葉「悪いが企業秘密というやつでね、上役からストップがかかってる」

奈緒「もうあたしらとは完全に雇用形態が違うな?」

晶葉「はっはっは、冗談だよ奈緒さん。とはいえまるっきりウソってわけでもないが」

奈緒「すまん晶葉、冗談がどの部分なのかまるでわからん」

晶葉「なに、上役が麗奈のやつってだけのことだよ」

奈緒「まーた妙ちくりんなイタズラのために駆け回ってんのかアイツ。って待て、麗奈が上役?」

晶葉「うむ。実はちょっと前に秘密組織を結成したのだ」

奈緒「思いっきり秘密組織のことバラしてるけどいいのか晶葉」

晶葉「別に構わないんじゃないかな、ただの仲良しクラブみたいなものだし」

奈緒「そういうアレなのな」

晶葉「もちろんまともな活動内容みたいなものもない」

奈緒「いいじゃないか、あたしもそういうの好きだぜ」

晶葉「こういうのは正直初めてだからちょっと嬉しくてね、奈緒さんに自慢してしまった」

奈緒「よしよし、あたしにだったらいくらでも自慢していいからな」ナデクリナデクリ





輿水幸子「痛みも悲しみも喜びも快感も?」

2018-12-07 (金) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/12(月) 00:23:16.97 ID:g7jBZ8r20

ギャグです。下ネタが沢山入ります。18禁ではないです。
苦手な人は絶対に見ないでください…




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/12(月) 00:35:57.31 ID:g7jBZ8r20

幸子「あ、Pさん。おはようございます」

P「おお、おはよう。相変わらず事務所に来るの早いな?」

幸子「はい!お家が遠いですからねぇ。余裕を持って出てきてます」

P「幸子はホント偉いなぁ…」ヨシヨシ

幸子「フフーン!」

P「今からちょっとコンビニに行こうかと思ってるんだけど幸子も来る?」

幸子「えー…事務所につく前にすませてこなかったんですかー…?」

P「だってここからコンビニ近いからさぁ…。事務所に荷物全部置いて手ぶらで行きたいんだよ…」

幸子「まあ、分からなくはないですけど…」

P「なんか好きなお菓子買ってあげるから一緒に行こうぜ!」

幸子「子供扱いしてますね…。まあ、1人じゃ寂しいでしょうから一緒に行ってあげますよ!」

P「やったぜ!!」




まゆ「チャックが開いてます……」

2018-12-07 (金) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆x8ozAX/AOWSO 2018/11/30(金) 19:39:30.81 ID:9b7hUkKd0


これはモバマスssです




2: ◆x8ozAX/AOWSO 2018/11/30(金) 19:40:36.69 ID:9b7hUkKd0


P「………………」カタカタカタ

ちひろ「………………」カタカタカタ

P「………………」カタカタカタ

ちひろ「………………」カタカタカタ

P「…………ッターンッ!」ッターンッ!

ちひろ「あ、終わりましたか?」

P「はい、まぁひと段落ですけど。ちひろさんは?」

ちひろ「私も丁度終わったところです。コーヒー淹れましょうか?」

P「ん、お願いしていいですか?」

ちひろ「一杯302円になりますっ!」

P「おかわり自由っぽい値段ですね」

ちひろ「……あら、切れてる……すみませんプロデューサーさん、缶コーヒーでいいですか?」

P「ん、なら俺が買って来ますよ」

ちひろ「いえ、ついでに書類も出してきちゃいたいので」

P「んじゃお願いします」

ちひろ「ブラックで良いですか?」

P「この事務所の話ですか?」

ちひろ「コーヒーの話ですけど……」

P「ま、ブラックでお願いします」

ちひろ「了解です!」

バタンッ





【モバマス】棟方愛海「事務所がもし100人の黒服に囲まれたら」

2018-12-07 (金) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/30(金) 23:02:05.82 ID:OXQ+lLJzo


親愛なるPさんへ

これは私がPさんに送る最後の手紙、つまりは遺書になると思います。

いま私はとても暗くて狭いところにいます。

なんども脱出を試みましたがもう体力の限界です。

おそらくこのまま誰も来なかったら私は助からないでしょう。

なぜ、私がこんなことになったのか?

それはさかのぼること2時間前のことです……




【SS】佐久間まゆイチブンノイチ人形

2018-12-07 (金) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/01(土) 14:15:10.35 ID:3QcdtyFE0



「なんじゃこりゃ……」

 玄関に置いてある巨大な段ボール箱を前に、俺は思わずそう呟かずにはいられなかった。

 その箱は一見するとちょっとした冷蔵庫と見間違えるほど大きかった。縦の長さで言えば俺の胸のあたり、150㎝ほどはあるだろうし、横幅も50㎝近くありそうだ。これをもし俺が見る前に隣人が見たとしたら大いに怪しんだであろう。

 巨大なそれは、まるでこれを無視するなど許さないという風にドアの前にどっしり鎮座しており――もちろん、放置して家に入るという選択肢はないのだが、どこか送り主の性格が表れているような気がして、俺は苦笑いをするしかなかった。

 心当たりは、ある。自然と、先程まで一緒にいたアイドルの言葉を思い出す。

『Pさん、まゆからプレゼントがありますから、今日は寄り道しないでまっすぐ帰ってくださいね』

 高く、しかし甲高いわけではないとろけるような声で、まゆがそんなことを言っていたはずだった。今までに彼女から貰ったものは数知れない。手作りのお弁当、ペン、ネクタイ――大小はあるものの、まゆは俺が必要だと思っていたものをまるで心を読んでいるかのように送り、そのたびに満足げにほほ笑みかけてきた。今回もその類のものであるのは間違いなさそうだ。




モバP「紗枝はんいいよね...」 周子「いい...」 紗枝「...」

2018-12-06 (木) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/28(水) 22:25:29.72 ID:NoJantC/0

モバP「大和撫子って言葉が似合ってるよね」

周子「めっちゃ似合ってる...」

紗枝「....」

周子「花簪の『こんちきちん♪』めっちゃかわいいよねー」

モバP「めっちゃわかる...」

紗枝「......」




紗枝(さっきから二人がうちの事えらい褒めてはる...)




モバP「俺はプロデューサーですから」

2018-12-06 (木) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/02(日) 17:06:59.18 ID:1PD0/cpP0

・ホラーssになったら嬉しい。
・誤字脱字とかあるかもしんない。
・キャラ崩壊が起きてる。もう止められへん。
・森久保のののが一発で漢字変換できないんですけど? どゆこと?

凛「……どう思う?」

まゆ「……正直、分かりませんね」

美嘉「プロデューサーがするわけ無いでしょ? 凛の勘違いだって」

早苗「私、一回警察に電話したかったのよね~。前職警察だけど」

みく「元交通課が何か言ってるにゃ……」

ちひろ「さて、何故私達が一つの扉の前で見張りを続けているのか! その理由は少しばかり時間を遡る必要があります!」




【ミリマスSS】百合子「ふたなりのふりなり」

2018-12-06 (木) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆2xoSemqxLg 2018/11/28(水) 00:57:59.41 ID:5tad2Q0D0

【765プロライブシアター・更衣室】
ロコ「あぅぅ…今日のレッスンはベリーハードでした…。」


百合子「ライブが近いからね。仕方ないね。」


杏奈「杏奈…もう…限界…。」


百合子「杏奈ちゃん、スパドリあげるから元気出して。」


杏奈「ん…これ、どうしたの…?」


百合子「レッスンルームに置いてあったの。多分、プロデューサーさんからの差し入れだと思う。」


ロコ「ロコの分もありますかっ?」


百合子「もちろん。沢山あるから、みんなで分けよう。」




P「ウサミン生殖棒……じゃなくてウサミン星入植希望」心「下心透けてんゾテメー♪」

2018-12-05 (水) 00:07  アイドルマスターSS   2コメント  
1: ◆w2.bipZf6U 2018/11/27(火) 19:24:34.13 ID:Nlb7QqLg0

※アイドルマスターシンデレラガールズのSSです

※キャラ崩壊注意

※下ネタ多数注意

※1がお下品

※某ヤンキー漫画のノリ




春香「プロデューサーさんの様子がおかしい」

2018-12-04 (火) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/27(火) 17:10:13.75 ID:koFgzvKL0

事務所

千早「春香。おはよう」

春香「おはよう千早ちゃん。今日も早いね」

千早「春香こそ。家が遠いのにいつも先にいるんだもの」

春香「えへへ、早くみんなに会いたくなっちゃうからかな? そうだ、クッキー焼いてきたんだけど食べる?」

千早「ありがとう、頂くわ」サクッ

千早「…うん、美味しい」

春香「ふふっ、良かった♪」

千早「こういうのを食べていると、何か温かい飲み物でも欲しくなるわね…」

春香「そうだね…甘い食べ物に温かい飲み物…あっ、千早ちゃんってこの近くに出来たカフェ知ってる?」

千早「ごめんなさい、カフェはあまり興味がなくて…」

春香「えー…あそこ気になってたんだけどなぁ…じゃあプロデューサーさん誘ってみようかな」

千早「ふふっ、プロデューサーならきっと喜ぶと思うわ」

春香「えっ、そうかな? えへへ」




【ミリマス】麗花「空に手が届いたから」

2018-12-04 (火) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆BAS9sRqc3g 2018/11/26(月) 21:37:19.00 ID:4QLiHviq0


・ミリマスSS
・バッドエンド




2: ◆BAS9sRqc3g 2018/11/26(月) 21:39:18.01 ID:4QLiHviq0





あなたは神を信じますか。


これは俺が、あるアイドルのプロデューサーであったという、
記憶に基づくなんてことのない話だ。


人間の記憶なんてものは当てにならないことばかりだし、
そのことに本当に嫌気がさす……そんな話。
もう一度言うが、記録ではなく、記憶だ。


これは、社会人になってから5度目の夏に起きた怪奇現象だ。
いや、怪奇現象なんて言葉で片付けられる程甘くはない、
超常現象の類だ。






【SS】北条加蓮と過ごす夏

2018-12-04 (火) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆x8ozAX/AOWSO 2018/11/26(月) 17:57:19.00 ID:KHJaryQg0


これはモバマスssです




2: ◆x8ozAX/AOWSO 2018/11/26(月) 17:58:54.99 ID:KHJaryQg0




 炎天下、つんざくような蝉の声。

 意図せず短歌となってしまった景色の向こうには、照り返された陽射しに溶けるコンクリートの群れ。
 ビルの窓が、道路が、そして何より遮る物なく降り注ぐ夏の化身が、ただひたすらこの一日を暑くしている。
 路上を走る車達も、心なしこの暑さにイラついている様に見えて。
 そんな、絵に描いたような夏の始まり。

 七月十二日、俺はポツリと呟いた。

「…………あっつ……」

 言ったところで涼しくなる訳では無いが、一言くらい愚痴ったって許されるだろう。
 それ程の暑さと、それ程の熱さと、あとそれ程の心地悪い汗。
 こんな事なら事務所の冷房が効いた部屋で麦茶片手にパソコンとにらめっこしていれば良かったと後悔する事約二秒。
 まぁそんな事アシスタント兼事務員の千川ちひろさんが許してくれなかっただろうなと内心で納得(諦念)してしまうまで後0秒。

 芸能事務所に勤めている俺は、二時間ほど前からこのクソ熱い炎天下の中をアリの様にひたすら歩き回っていた。
 目的はとても単純、スカウトである。
 ある程度の見た目の基準を満たしてそこそこ育ちの良さそうな女の子に声を掛けるお仕事。
 ぶっきらぼうにあしらわれたり警察を呼ばれかけるお仕事とも言う。

「そこのキミ、可愛いね。アイドルに興味あったりしない?」
「今時間ありますか? 私、アイドル事務所の者で今スカウトやってるんですが」
「アイドルどう? テレビ出れるよ?」

 実際自分の娘が見ず知らずの男にそんな風に声を掛けられていたら迷わず警察を呼ぶと思う、まだ未婚だが。
 警察が来るのを待っている間に罵詈雑言フルコースのおまけ付きだ。
 一応俺の勤めている事務所は業界内でも最大手クラスの、おそらくテレビを見ていれば一度は耳に挟んだ事くらいはあるであろう事務所なのだが。
 問題は、殆どの場合きちんとした自己紹介まで漕ぎ着けて名刺を渡すところまで辿り着けない事だ。

 更に言っておくと、俺もここまで砕けた口調のスカウトはしていない。
 今回は普段の『取り敢えず人数を増やす、手持ちの卵を増やす』為のスカウトでは無い。
 『新規ユニット(予定)のメンバーを確保する』為のスカウトなのだ。
 ならば事務所に既に所属しているアイドルに声を掛ければいいものを、と思ったし言ってはみたがどうやらそれは専務直々の意向という事で。

 と、言う訳で。
 今こうして、この暑い夏のど真ん中でせっせと自分内の基準をクリアする女の子を探しては、声を掛けて追い払われるのループを繰り返していた。
 ちなみにだが、ユニットの最終的な人数は四人又は五人。
 現時点では二人が確定していて、そのうちの片方である女の子は……




【デレマス】神谷奈緒「アタシたちの代役かぁ」

2018-12-03 (月) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆oCJZGVXoGI 2018/11/26(月) 15:43:22.46 ID:Na/evOSz0

緒方智絵里、神谷奈緒、星輝子によるユニット、
SGC『シャイニングゴッドチェリー』のSSです。
※SideMに登場するアイドルも少しだけ出ます。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/26(月) 15:50:55.63 ID:Na/evOSz0

奈緒「おはよーっす」

智絵里「おはよう奈緒ちゃん」

輝子「お、おはよう……」

奈緒「う~寒い寒い」

智絵里「今お茶淹れるね?」

奈緒「サンキュー」

輝子「な、奈緒さん……。手、出して」

奈緒「んっ」

輝子「す、少しは暖かい…だろ?」キュッ

奈緒「あぁそうだな。サンキュー輝子」

輝子「い、いいってことよ……フヒッ」