インデックス「好きだよ、あくせられーた」一方通行「…はァ?」【後編】

2011-02-14 (月) 21:33  禁書目録SS   67コメント  
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灰村キヨタカ画集 rainbow spectrum:colors


前→インデックス「好きだよ、あくせられーた」一方通行「…はァ?」【中編】
まとめ→一方禁書 悪条の人のSS一覧 (◆QKyDtVSKJoDf さん)



847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 17:11:07.92 ID:mo4lx2my0
打ち止め「どういう…こと…?」

土御門「一方通行。お前は『あの時』、インデックスを救った直後、脳を焼かれ、記憶を失った。合っているか?」

一方通行「……あァ」

 一方通行は打ち止め達から目を逸らして頷いた。

土御門「その失ったものの中にな、あったらしいんだよ。『この世の全てを操る能力』なんていう反則的な、この状況から逆転できる切り札が」

一方通行「……そンな夢みてェなモンがあったとして、どォやってソレを取りに行くンだよ。時間旅行でもする気か?」

 自分で言った言葉で気がついた。
 時間。時間を巻き戻す。
 海原光貴がインデックスから抜き出した、『時を司る』魔道書―――!

海原「そう。自分の魔術、『時戻し』であなたの脳をかつての状態まで巻き戻す。そうすることであなたの『無敵の力』は復活する」

 それが出来るのなら、是が非でも。
 それで、この絶望を吹き飛ばすことが出来るなら。
 だが、疑問が残る。

打ち止め「記憶は…記憶はどうなるの!?」

 そうだ、一方通行の脳がダメージを受ける前まで時間を遡ると言うのなら。
 ミサカや打ち止めと出会う前まで戻ると言うのなら。


 今まで共に築いた思い出は、どうなってしまうのだ。



853:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 17:20:05.23 ID:mo4lx2my0
土御門「無くなる」

 あっさりと土御門は言い切った。

土御門「番外個体の時とは状況がまるで違うんだ」

 何せ、戻すのは学園都市第一位の頭脳を持つ一方通行の複雑に過ぎる脳構造だ。
 その中で、戻すものと残すものの選別など、出来るはずがない。
 特に、思い出なんてあやふやなものなら、なおさら。

一方通行「……そォかよ」

 そう言って、一方通行は立ち上がる。
 報いなのかもしれないな、と一方通行は考えていた。
 一万人も殺して、殺したことを忘れて、のうのうと生きてきた報い。


 一方通行だって記憶を失いたくはない。

 だけど、それよりも失いたくないものが、今の彼にはあるから。


打ち止め「駄目ぇ!!」

 打ち止めが立ち上がり、一方通行に向かって腕を伸ばした。
 だが、今まで度重なる負荷にさらされてきた体はひとつも言うことを聞いてはくれず、打ち止めは足をもつらせて倒れた。



861:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 17:28:49.04 ID:mo4lx2my0
打ち止め「止めて! お願い、あの人を止めてよぉ!」

ミサカ「くっ…!」

 ボシュッ、とミサカの左手が伸び、一方通行に向かう。
 だが、その手は一方通行の『反射』に弾かれ、呆気なく地面に落ちた。

ミサカ「止めさせてもくれないんですか…! 縋らせてもくれないんですか…!!」

一方通行「ったくよォ、オマエラ」

 一方通行は呆れたように振り返る。

一方通行「もォわかっただろォが。化けの皮はとっくに剥がれちまっただろォが」

一方通行「俺はクソッタレだ。悪党以下のクソヤロウだ。一万人も殺しといて、そのことを忘却して、のうのうとオマエラの傍に居続けた」

打ち止め「いいよ! そんなのどうでもいい! あんな凄惨な記憶、忘れられるのなら忘れたほうがいい!!」

 打ち止めはぼろぼろと零れる涙を拭おうともしないまま、叫び続ける。

打ち止め「だからお願い…! ミサカ達のこと、忘れないでぇ…!」

 最後は嗚咽にまみれて、言葉にならなかった。



875:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 17:39:28.73 ID:mo4lx2my0
一方通行「……テメエラ、本当に甘ちゃンだなァ」

 一方通行はその顔に、少女達も初めて見るような―――優しげな笑みを浮かべた。

一方通行「ホント、目も当てられねェくらいお人好しだ」

 一方通行は、初めて少女達の存在が自分の心をどれ程大きく占有していたかを知った。
 だからこそ。それを自覚したからこそ、一方通行の足は止まらない。

ミサカ「……ッ!」

 ミサカが駆け出し、一方通行の体を抱きしめた。
 一方通行は『反射』を切っていない。
 弾かれそうになる体を、回した左手で右手の手首を掴むことで耐える。
 びきびきと、ミサカの腕から嫌な音が鳴った。

一方通行「バ…!」

 慌てて一方通行が『反射』を切ろうとするよりも早く。
 バヂン、と。
 番外個体がミサカに電流を流し、その体の自由を奪っていた。

ミサカ「こ…の…ばか…」

番外個体「ごめんね。でも、行かせてやらなきゃ。ここで引き止めるのは、野暮すぎるよ」



876:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 17:42:39.04 ID:2ovGakJn0
記憶が射精した直後に戻るわけか



878:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 17:47:52.63 ID:mo4lx2my0
 どさり、と崩れ落ちるミサカの体を番外個体は優しく受け止める。

番外個体「安心しなよ。ちょっと痺れてもらっただけ」

一方通行「……悪ィな」

番外個体「いいよ。今のところ、ミサカにとってはあなたへの情より恩の方が深かったってだけだから」

 歩み去ろうとする一方通行に、ミサカは縋る様に手を伸ばす。

ミサカ「…待っ…て…」

一方通行「なァ」

 首だけで振り返って、本当に、いつものような気軽さで、一方通行は言った。

一方通行「ちょっとだけ留守にすっからよォ、そこのガキの世話…頼むわ」


 その言葉を受けて――――ミサカは、観念した様に手を下ろし、そして微笑んだ。


ミサカ「任務遂行のご褒美として……帰ってきたら、頭なでなでして下さい」


 その言葉に、『覚えてたらな』なんて、いつもならどうってことのない軽口を。

 一方通行は、どうしても口にすることが出来なかった。



882:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 17:50:34.52 ID:mo4lx2my0



一方通行「なァ…10分だけ、時間くンねェか?」


土御門「ん? どうした」


一方通行「手紙…っつゥのをよォ……残しときてェンだ」


土御門「……わかったよ。好きにしろ」





883:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 17:59:50.29 ID:mo4lx2my0
 インデックスと御坂美琴の前に、ひらひらとパラシュートが降りてきた。
 あまりにも無用心な、あまりにも隙だらけなその登場に、逆に美琴もインデックスも固まってしまう。

上条「あ~あ、ったく……風に流されて、たどり着いた先が敵のドまん前なんてなぁ」

 自身の体を支えていた御坂妹の腕を解き、上条はふらふらと前に出る。

上条「今までずっと何回も何回も思ってきたことだけど……やっぱり、どうしても口にでちまうよ」

 その背に御坂妹を庇うように、その背に御坂美琴を庇うように。
 その背に―――『窓のないビル』を庇うように。
 上条当麻はインデックスの前に立つ。

上条「俺はなんて幸福なんだろう、ってな。おかげでこうやって、皆を守ることが出来る」

 頭から零れる血を拭おうともしないまま、上条当麻はそう言って笑った。



886:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:08:19.34 ID:mo4lx2my0
上条「美琴、御坂妹。お前らは窓のないビルの中に入れ」

美琴「そんな…! 馬鹿言うんじゃないわよ! アンタ一人残して尻尾巻いて逃げろって言うの!?」

上条「そうだ」

美琴「~~~~~!! ふざっけんじゃないわよ!!」

上条「自分でわかってるはずだ。お前がここに居ても何も出来ないって」

美琴「なら! ならアンタも一緒に!!」

上条「駄目なんだよ、美琴。俺はあの中には行けない」

 その言葉に、美琴ははっとしたようにして上条の右手を見る。
 あらゆる異能を無効化してしまう右手。最後の逃走手段である『テレポート』すら無効化してしまう。
 『幻想殺し』の少年は、もう戻れない。

美琴「……ひとつだけ約束しなさいよ」

上条「…なんだ?」

美琴「絶対に死なないで……絶対に、帰ってきて」

上条「ああ…約束するよ。俺は、絶対に生きて帰る」

美琴「……うそつき」

 とん、と上条の手刀が美琴の首筋に振るわれた。
 意識を失うその刹那――――美琴の瞳から、一筋の涙が流れ落ちた。



892:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:15:36.44 ID:mo4lx2my0
上条「あと、頼む」

 上条は御坂妹と、彼自身もよく知る美琴の後輩、白井黒子に向かってそう呼びかける。
 白井黒子は神妙に頷き、御坂妹は言いたかった言葉をぐっと飲み込んで。
 御坂美琴、御坂妹、白井黒子の三人は、窓のないビルの中へ消えた。

インデックス『お別れの挨拶は済んだのかな?』

 インデックスの口から、人には理解出来ない言葉が発せられる。

上条「なんだよ、空気読んでくれたのか?」

 人には理解できないはずの言葉を受け、上条は返答する。

インデックス『面白いね。本当に面白いよ』

 『神上』たるインデックスは『上条』を見て、笑う。


インデックス『その名前にその右手……本来、“神浄”の役目を担い、私の前に立つのはあなただったはずなんだよ』

インデックス『なのにどうしてなのか、今のあなたにはそのために必要な“決定的な何か”が欠けている』

インデックス『一体、どこで歴史の歯車は狂ってしまったんだろうね?』



894:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:21:53.52 ID:mo4lx2my0
インデックス『それで、そんな不完全な状態で私の前に立って、あなたは何をしようというの?』

上条「決まってんだろ。守るんだよ」

インデックス『そんなぼろぼろの体を張って、一体何を守ろうと言うの?』

上条「約束したんだよ。本当に、肝心な時に何も出来ない俺だけど、それでも、壁の役くらいはやってみせるって」

インデックス『そうやって、勝ち目のない戦いを耐え忍んで……あなたは一体何を待っているの?』

上条「ハッ! その言葉はそっくりそのままお前に返すぜインデックス!」

 上条は笑い、拳を握る。

上条「やろうと思えば一瞬で終わらせることが出来たはずの裁きってやつを、ここまでぐだぐだだらだらと引き伸ばして、お前は一体誰を待ってんだ!?」

 上条の右手から『竜王の顎(ドラゴン・ストライク)』が顕現し、咆哮する。

インデックス『何を…言っているの…?』

上条「わからねえなら教えてやるぜ、インデックス! 安心しろ、お前の願いは必ず叶う!!」



上条「アイツは――――必ずお前を救いにやってくる!!」




895:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:23:39.23 ID:mo4lx2my0






 私、待ってるから。



 あくせられーたのこと……待ってるからね。






902:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:31:36.43 ID:mo4lx2my0
土御門「……以上が、事の顛末だ」

一方通行「…ふゥン……」

 倉庫のような狭い部屋の中で、まるで出来の悪い三文小説を読まされたというような顔で、一方通行は曖昧に返事した。
 部屋の端では壁に背を預けていた海原光貴が、口から零れる血を拭っている。


 『時戻し』の術式は完了した。

 今ここにいる彼は学園都市第一位の超能力者などでは無く、『無敵の力』を手にした『絶対的存在』としての一方通行だった。


土御門「今の話を裏付ける証拠がそこの机に置いてある。お前が御坂美琴のクローン達に宛てた手紙だ。安心しろ。中身は一切見ちゃいない」

一方通行「はァン、成程…こりゃ確かに俺の字だ。ご丁寧に直筆かよ。よっぽど伝えてェ事があったと見えるな」

 一方通行は机の上に積み上げられた膨大な量の紙束に次々と目を通していく。
 一分もかからずに全てに目を通し終えた彼は、何やら思案するようにこつこつと自分の額を叩き―――――

一方通行「あぎゃはははははははははははは!!!!」

 突然笑い出した。もう大爆笑だ。
 そして積み上げた紙束に拳を叩きつける。

 バァン!! と紙の束が粉微塵に爆裂した。



907:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:38:21.77 ID:mo4lx2my0
海原「な、何を!? それはあなたが彼女達に残した大切な手紙ではなかったんですか!!」

一方通行「バァカ言ってンじゃねェよ! こンなモン残しておけっか!!」

土御門「なん…だと…!?」

一方通行「こンなこっぱずかしいモン誰かに見られちゃ自殺モンだぜ! 折角無敵になったンだ、こンなくっだらねェ弱点残しといちゃしょォもねェだろォ!!」

土御門「貴様…!!」

一方通行「あァ? 何でテメエがキレてンだ。安心しろ。外ではしゃいでるバカガキはきっちり躾けてやっからよォ」

結標「……送りましょうか?」

一方通行「いらねェよ。テレポート如き、今の俺に出来ねェとでも思ってンのか?」

 言葉と同時、一方通行の姿が掻き消える。
 後には、居心地の悪い沈黙だけが残っていた。



908:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:39:59.52 ID:KBMFk8g2O
ちょwwwテレポwwwwww
無敵とかいうレベルじゃねぇwwwwwwwww




909:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:40:12.69 ID:ViA+LJhx0
テレポートもできんのかよ
強すぎワロタ




911:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:41:22.75 ID:gJI08T7N0
もはや何をどう操ってるのか凡人には不可解なレベル



912:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:43:43.19 ID:B/2ha72wO
とあるチートの一方通行



914:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:45:52.74 ID:mo4lx2my0
 一方通行が外に出たとき、世界は既に終わってしまっていた。
 荒廃した街の中で、『窓のないビル』だけ残っているのが場違いなようにすら思えてくる。
 もう、『窓のないビル』内部を除き―――この世界に、生き残っている人間など存在していなかった。
 インデックスの足元に、黒いツンツン頭の少年が倒れている。

 もう一度繰り返そう―――もうこの世界に、生き残っている人間はいない。

 インデックスはちょうど『窓のないビル』に向かって最後の一撃を放とうとしている所だった。
 インデックスの手のひらから、『幻想殺し』でも食いきれなかった光線が発射される。

一方通行「……ハッ」

 まるで羽虫を振り払うような気軽さで、一方通行はその一撃を消し飛ばした。
 ぷらぷらと手首を揺らし、一方通行は一歩踏み出す。

一方通行「雑魚が随分大はしゃぎしてくれたじゃねェか。覚悟はいいか? バカガキ」

インデックス「bvuaygaehgbaihbguyafuiauigbibgubuygbib」

 インデックスは人には理解できない言葉を発した。





 だけど――――ぽろぽろと涙を流すその顔は。

 『助けて、あくせられーた』と――――そう泣き叫んでいるように見えた。



918:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:53:08.09 ID:mo4lx2my0
一方通行「舐めたこと言ってンじゃねェよ」

 インデックスから次々と発射される光線をことごとく捻じ曲げ、消し飛ばし、一方通行は悠然と歩む。

一方通行「折角、人が脳みそ削りながら助けてやったっつゥのに、まァた訳わかンねェのに乗っ取られやがって」

インデックス「nil!!gf!uabf!yu!!!a!!」

 インデックスが逃げるように空を舞う。
 逃がさない。一方通行の背中から白い翼が現出する。

一方通行「こちとら慈善事業やってンじゃねェンだ。俺はもう二度とオマエを助けねェ」

 翼が羽ばたく。神速を超えて一方通行がインデックスの目の前に肉薄する。


一方通行「――――二度と助けなくていいように、今ここで完膚なきまでにオマエを救ってやる」


 一方通行の手のひらが、インデックスの頭を掴む。
 抗うインデックスの体を、一方通行は事も無げに押さえつける。


一方通行「コマンド実行―――削除ッ!!」

一方通行「インデックスからさっさと消えろ!! クソッタレのカミサマよォッ!!!!」



921:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02 /06(日) 18:54:48.89 ID:mo4lx2my0




 『最後の審判』………終了



 敵残存戦力………一切ナシ



 勝者………人類








25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:09:36.04 ID:mo4lx2my0
海原「いきなり自分を呼び出して……一体何をするつもりです?」

一方通行「決まってンだろ。後始末だよ」

海原「……まさかとは思いますが…」

一方通行「あァ? 『時戻し』を使うに決まってンだろォが。さっさと準備しろボケ」

海原「馬鹿を仰らないでください! 『時戻し』はそこまで万能じゃない、『世界そのもの』を巻き戻すなんて出来はしない!!」

一方通行「いいからテメエはその辺の石でも何でもいいから30分でいい、さっさと巻き戻せ。効果の拡幅と分配は俺がやる」

海原「は、はぁ…?」

 一方通行の足元から光が大地を走っていく。
 光は山を越え、海を渡り、地球全てを範囲として魔方陣を描き出す。

海原「ば…馬鹿な…ありえない! 何故あなたにそんなことが出来るんです!?」

 その現象に、海原は驚愕を隠せない。

海原「何でも操れる『無敵の力』!? そんなものは関係ない! 知識は…魔方陣を描くための知識は一体どこから…!」

 ぴたり、と海原の動きが止まる。
 恐る恐る、といった様子で海原は口を開いた。

海原「まさか…『禁書目録』の持っていた魔道書を……」

一方通行「あァ、全部俺が取り込ンだ」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:10:42.27 ID:gJI08T7N0
輪をかけて完全無敵になりやがった



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:15:29.55 ID:mo4lx2my0
海原「そ…んな…!? ただでさえ魔術を使えば崩壊を起こす超能力者であるあなたが、10万2999冊なんて数の魔道書をその身に宿せば、どうなるか!!」

一方通行「ン…? あァ、なンかバッカみてェにドッカンドッカンなってンなァ」

 つまり今、一方通行の体は常に魔道書の毒による侵食を受け続けている。
 破壊と再生を、繰り返している。
 それはきっと、本来正気を保てるような苦痛ではないはずだ。
 それが、インデックスを完膚なきまでに救った代償。

海原「『時戻し』……もう自分は二回の使用回数を使い切ってしまったんですが」

一方通行「二度あることは三度あるっつゥだろォが」

海原「三度目の正直という言葉もあります」

一方通行「なら、仏の顔が三度続くことに期待しろ」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:17:33.29 ID:mo4lx2my0






 『時戻し』発動――――世界は元の姿を取り戻す。







38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:21:54.26 ID:fASy2rBl0
おィおィ、一方通行なのにUターンしちまったぞォ



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:23:30.87 ID:BZWI+jhRO
いいンだよ顔は前向いてンだから



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:24:26.07 ID:mo4lx2my0
削板「お…?」

 展望台と呼ばれたビルの真下で、削板軍覇は目を覚ました。

削板「あれー? 確か、オレは胸を貫かれて…あれー?」

 混乱する削板に歩み寄る少女がいる。
 天才、雲川芹亜だ。

雲川「どうやら、人類は勝ったようだぞ。削板軍覇」

削板「マジでか! よっしゃぁぁあああああああ!!」

雲川「……そこで単純に喜べるのが凄いな。少しは疑問に思わないのか」

削板「何を疑うことがある! 見ろ、周りの景色を! 何もかもが元通りだ!! これで勝利じゃなくてなんだってんだ!!」

雲川「ま、確かにお前の言うとおりだと思うけど。まるで、人類皆で悪い夢を見ていたようだよ」

削板「がっはっは! 夢なら夢でいいじゃねぇか!!」

雲川「まったく……」

 豪快に笑う削板につられ、雲川もくすりと微笑んだ。

削板「それで、これからお前はどうするんだ?」

雲川「そうね。これから起こるだろう混乱を収拾するために、やらなきゃならんことがたくさんあるけど」

雲川「まずは、初恋の続きを始めてみようと、私は思っているけど」



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:25:50.53 ID:KPhAbB4Y0
削板×雲川か……
悪くない、悪くないぞ




46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:26:45.35 ID:PzYh0VreO
雲川が可愛く見えるぜい



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:32:22.42 ID:mo4lx2my0
浜面「んお?」

半蔵「あら?」

駒場「……む?」

浜面「……何で生きてんだ? 俺達」

半蔵「さあ…どうせまた誰か魔法でも使ったんだろ」

駒場「……まったく…何もかもが理解できんな」

浜面「ま、生きてるならいいか」

半蔵「だな」

浜面「……んああああああああああああああ!!?」

駒場「……何だ、どうした…?」

浜面「『アイテム』のこと忘れてた……結局囮は失敗しちゃったから、俺が助かったかどうかはまだ不確定!?」

半蔵「そういや、一発あいつらのほうに撃たしちゃったな」

浜面「逃げるぞ半蔵! 駒場!! あの地の果てまで!!」

半蔵・駒場「一人で行け」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:35:16.30 ID:PzYh0VreO
浜面はやっぱり超浜面なんですねw



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:36:57.57 ID:LtMs6mP6O
やだ……かっこわるい…………



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:40:32.63 ID:mo4lx2my0
フレンダ「あれ?」

フレンダ「結局…死んでないって訳よ……」ポカーン

絹旗「何か超悪い夢を見ちまってたみたいですね」

滝壺「それにしては、リアリティがありすぎたような…」

フレンダ「絹旗!? 滝壺も!?」

麦野「フ~レ~ン~ダ~」ゴゴゴゴ…!

フレンダ「麦野も生きてたんだね! あれ!? 何でそんな怖い顔してんの!?」

麦野「なーんでテメエが私の胸をまくらにして眠ってたのか聞かせてもらおうかしらーん?」

フレンダ「そそそそ、それは、あの、その、結局アレな訳よ!」

麦野「なんだ?」

フレンダ「麦野のおっぱいの大きさと柔らかさは天下一品って訳!!」

 ぎゃー、とフレンダの悲鳴が木霊した。



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:42:26.82 ID:PzYh0VreO
フレ/ンダ



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:46:19.58 ID:fASy2rBl0
 レン
フ  ダ


盛り上がってる部分が麦のん




63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:46:36.55 ID:mo4lx2my0
ステイル「……結局、僕は彼女を助けることは出来なかったってことか」

神裂「そう腐ることも無いでしょう、ステイル。あなたの力は確かに彼女を救う一助になっていた。私はそう思います」

ステイル「……そうかな?」

神裂「そうですよ」

ステイル「そうやって柔らかく人を諭すところは、本当に『聖人』みたいだな。とてもあんな格好をしていた奴と同一人物とは思えないよ」

神裂「う…! 忘れなさい!! あのことは忘れるんです!!」

ステイル「しかし、忘れるといっても土御門から既に写真データをもらってしまったからな」

神裂「やっぱり撮ってやがったかあんガキャー!!」アンギャー!

ステイル「抜くな抜くな刀を抜くな」


ステイル(結局、僕はまた君のことを他の誰かに任せてしまったようだ)

ステイル(痛感したよ。やはり僕では、君の隣にいるには不足しているんだろう)

ステイル(だけど、それでも。これからも僕は)


 ただ、君のために生きて死ぬ。



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:52:14.84 ID:9fgsRM8vO
紛れも無くヘタレで厨二の魔術師だけど、ステイルは本当にかっこいいよな



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:50:38.63 ID:mo4lx2my0
風斬「……生きてる」

 風斬はぺたぺたと自分の体を確認する。

風斬「AIM拡散力場の私が、生きてるっていうのもおかしいけど」

 とにかく、『風斬氷華』としての自分が変わらずここにある。
 風斬の瞳からぽろぽろと涙が零れ落ちた。

風斬「会える…! またあの子達に会えるんだ…!」



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:52:05.92 ID:ofmg+uWd0
おっぱいさん良かったね!



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 20:56:26.23 ID:mo4lx2my0
垣根「……胸糞わりぃ」

 垣根帝督は不貞腐れていた。
 思い出すのは最後の瞬間の馬鹿げた自分の行動のこと。

垣根「俺ともあろうもんが……違うだろ。あそこは俺だけ安全圏まで離脱しとくとこだろ……」

垣根「何をあんな…正義のヒーローみてえな真似を……」

垣根「……あぁ、くそ! はっきり言って恥ずかしい!!」

垣根「しっかし、訳分かんねえな……天使が消えちまったのは俺がアイツを消し飛ばしたからだとして…何で壊れた街まで直ってんだ?」

 しばらく垣根はそのままずっと考え事をするような素振りをしていたが。
 やがて、はっとしたように空を見上げた。


垣根「まさかこれも、テメエの仕業じゃねえだろうな、一方通行」



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:01:41.05 ID:mo4lx2my0
 窓のないビル最深部で、アレイスターはくつくつと笑っていた。

アレイスター「私が今、生きてここにいるということは……そうか、勝ったか一方通行」

 そしてアレイスターはすぐに腹心の部下に連絡を取った。

男「な、なんでしょうか?」

アレイスター「混乱している様子だな」

男「は、はあ。正直、何が何だか……」

アレイスター「答えは得た。すぐに次の『計画(プラン)』策定にとりかかる」




アレイスター「次の到達点は『人類と地球に存在する他生命の理想的な共存』だ。これから忙しくなるぞ」



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:02:42.11 ID:ViA+LJhx0
この人はどこまでプランを考えているのだろうか



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:07:00.00 ID:j+5jRFh10
ん? すごく良いプラン計画してねアレイスター



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:08:14.21 ID:mo4lx2my0
海原「信じられない…まさか、本当に成功させるとは……」

一方通行「オマエ何かちょっと俺を舐めてねェか?」

海原「いえいえ、あの時自分に手も足も出なかったあなたがまさかここまで進化を遂げるなんて信じられないとか思ってませんよほんと」

一方通行「よォし、オマエやっぱちょっと俺を舐めてンな?」


「一方通行(アクセラレータ)!!」


 声に一方通行は振り返る。
 そこに居たのは息を切らせて駆けて来た様子の打ち止めと、それを慌てて追いかけてきた様子のミサカだった。

打ち止め「ねぇ…ミサカ達のこと、覚えてる? ってミサカはミサカはおずおずと問いかけてみる」

 思い切って、打ち止めはそう聞いた。
 その後ろで、ミサカもごくりと唾を飲みこんだ。

 一方通行は、本当にキョトンとした顔で。

一方通行「はァ…? 何言ってンだクソガキ」

 そう言った。



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:09:11.73 ID:mo4lx2my0





 そしてその後に、

一方通行「オマエ等みてェにキャラの濃い連中を忘れるわけがねェだろォが」

 そう続けた。





102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:16:12.23 ID:mo4lx2my0
打ち止め「……ッ!!」

 ぼろぼろと涙を零し、打ち止めは一方通行の胸に飛び込んだ。
 そのあまりの勢いに、一方通行はたまらずその場に尻餅をつく。

打ち止め「う…うえ…! よかった…よかったぁ…!」

一方通行「ったく……いらねェ心配してンじゃねェよ、馬鹿」

打ち止め「ば、馬鹿はあなただもん! ってミサカはミサカは憤慨してみ…ぶわぁーん!!」

一方通行「鼻水つけンな馬鹿」

 一方通行は打ち止めに先を越されて所在無さげにしていたミサカに目を向けた。

一方通行「ン」

 ちょいちょいと、大きく手のひらを開いてミサカを招きよせる。

ミサカ「!!」ピーン!

 ピンと来たミサカはちょこんの一方通行の目の前に座り、そっとその頭を差し出した。
 パコーン! と一方通行に頭を殴られた。

ミサカ「な、何故!? とミサカは涙目であなたに抗議します!」

一方通行「何故じゃねェよガキが飛び出して来てンだろうが。ちゃんと面倒みとけっつったろ」

ミサカ「おのれ上位個体…! とミサカはメラメラと復讐の炎を燃やします…!!」



103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:16:25.23 ID:LOcNuRU50
ああ、やっと感動のフィナーレだ。



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:25:17.49 ID:mo4lx2my0
海原「な、何故…? 記憶が残っているはずなんてないのに…!」

一方通行「なンだよ折角のハッピーエンドに水差す気かオイ」

海原「いや、そういうつもりは…しかし……」

一方通行「別に記憶だけが都合よく『時戻し』の影響を逃れたわけじゃねェよ」

一方通行「オマエの術式は完璧だった。俺の脳は記憶諸共完璧にあの当時に遡った」

海原「では、何故…!?」

一方通行「簡単な話だ。バックアップ取っといて、上書きしたンだよ」

海原「……ッ!! そうか…! あの手紙は…!!」

一方通行「そうだ。ありゃガキ共に宛てて書いた訳じゃねェ。アレは俺が俺に宛てた手紙だったのさ」

 自身の脳の構造を解析し、そして書き残した。
 一人の人間の脳を様々な構造式を用いて描写するという無茶の結果が、あの膨大な量の紙の束という訳だ。

一方通行「もっとも、脳の記憶野を寸分違わず完全再現したところで、本当に記憶まで再生するかはわからねェ。その辺はまァ、賭けだった」

 そして彼は、賭けに勝ったのだ。

一方通行「テンション上がっちまって要らン事まで色々書いてたから、こっぱずかしくて手紙はすぐに消滅させたけどよ」



111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:26:54.61 ID:gJI08T7N0
10分で書き写す一方さんも大概だわ



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:28:06.66 ID:2ovGakJn0
シナプスの繋がりがうんたらかんたら
もうベクトルとか言ってる一方さんではないのね




116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:28:11.44 ID:mo4lx2my0
 『時戻し』によって、死んだはずの人間は蘇り。

 破壊された街並みは傷ひとつなく再生した。

 これで、何もかもが元通り。

 誰もが喜ぶハッピーエンド。





 そう――――たった一人の少年を除いては。



128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:34:19.47 ID:mo4lx2my0
美琴「ねえ…」

 ゆさゆさと、御坂美琴は黒いツンツン頭の少年の体を揺さぶる。
 その手に感じる冷たさはきっと気のせいなんだと言い聞かせて。

美琴「ねえってば……皆起きたよ? みんな元通りになったんだよ…?」

 ぽたぽたと落ちる涙は、少年の―――上条の身に着けるシャツに落ち、真っ赤な染みの中に飲み込まれる。

美琴「なのに…なんでアンタだけは目を覚まさないの…?」


美琴「ねえ…約束したじゃない」


美琴「お願いよ…起きてよ……目を覚ましてよ……」


美琴「う、うあぁあ……!」ポロ…ポロ…


美琴「うそつき…うそつきぃぃいい……!!」



142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:43:22.76 ID:mo4lx2my0
一方通行「どけ」

 そこに、一方通行が現れる。
 上条にすがり付いて泣く美琴の体を乱暴に押しのける。

美琴「あ、あんた…何を…?」

一方通行「決まってンだろ。助けるンだよ」

美琴「出来るの…?」

一方通行「出来るに決まってンだろ。悪党の俺がハッピーエンドを迎えられて、コイツがバッドエンドなンてふざけた筋書きを許すはずがねェだろォが」

 一方通行の手のひらから、苛烈な光が溢れ出す。
 学園都市に存在する誰もが、思わず目を瞑ってしまう程の強烈な光。

 上条当麻の『幻想殺し』は異能の力を問答無用で打ち消す力かと考えられてきたが、実は違う。
 その能力にはちゃんとタネがあった。
 上条の体に巣食っていた『暴食の竜王』が、異能の力を食らっていたのだ。
 ならば、その許容量を超える救いの力をぶつけてやれば。

 例えば、かつて一方通行の黒翼と拮抗したように。
 例えば、『神上』と化していたインデックスの一撃を打ち消せなかったように。

 竜王の口から溢れた力は、上条にも届くのだ。



147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:49:00.31 ID:mo4lx2my0





一方通行「いいかオイ三下。俺は決めたぜ。この俺が決めたンだ」



一方通行「テメエは絶対に助ける。死なせねェ。テメエには必ずハッピーエンドを迎えてもらう」



一方通行「なァ、竜王とやらよォ……俺の力を、俺の意思を、テメエ如きが飲み込みきれるってンなら」



一方通行「そのクソッタレな幻想は、この『一方通行(アクセラレータ)』が粉々にぶち殺してやンよォッ!!!!」





150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:51:18.60 ID:PzYh0VreO
そげぶイタダキマシタ─────!



153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:57:38.19 ID:TkO6PtQFO
まぁ黒翼で処理落ちなら今の一方さんなら余裕だわな



149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:50:39.59 ID:BZWI+jhRO
一方さんマジヒーロー



152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:57:20.37 ID:mo4lx2my0
上条「う…」

 上条が目を覚ます。
 その胸に美琴が飛び込んでいく。

美琴「ばか…ばか…ばかぁあああ…!!」ボロボロボロ…!

上条「み、美琴…? お前なんで泣いて…あれ…? 俺何してたんだっけ?」

 上条当麻は救われた。
 これで、今度こそほんの一滴の雫も零さぬハッピーエンド。
 やれやれと息をつく一方通行の後ろで、海原が乾いた笑いを上げた。

海原「信じられない…結局、あなたは何も失わなかった。大切な人達も、それ以外の人達も、自分自身の記憶すら!!」

海原「何てご都合主義だ。これが誰かに語り継がれる物語なら、失笑モノの結末だ」

一方通行「…やれやれ、テメエはやァっぱ何か俺を舐めてンなァ」

 一方通行はにやりと笑い、口を開く。
 それは彼の勝利宣言に他ならなかった。




一方通行「この世界はもう、全部俺の都合で動いてンだよ」



156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:58:52.11 ID:kjvSfJuM0
なにそれ怖い



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 21:44:49.45 ID:hbwaqO5PO
かみやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!1



165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:02:43.65 ID:mo4lx2my0
 ――――エピローグ

 とあるホテルのワンフロアを貸し切って、盛大なパーティーが執り行われていた。
 入り口にある看板には『祝! 人類勝利の宴だにゃー! ご一行様』と書かれている。

 幹事が誰なのかは言うまでもないだろう。
 ただ、出資者が誰なのかは記しておきたい。


アレイスター「この程度じゃあ、何の償いにもならんだろうがね」


 つまりはまあ、これは『最後の審判』で奮闘した者たちへの、労いのパーティーというわけだった。



166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:04:41.21 ID:PzYh0VreO
おいwww

まさか腕切ったやつと切られたやつが一緒にいんのかwww




170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:12:54.75 ID:3d9Z/16c0
むぎのん一方さんと顔合わせたらヤバくないかwww



171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:14:07.17 ID:j+5jRFh10
>>170
股間から暖かい液体が出るだろうから回収班急げ




169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:11:31.44 ID:mo4lx2my0
土御門「うらうらー! 今日は無礼講にゃー! 金は腐るほどあるぜよー!」

神裂「土御門ちょっとこっち来いコラァ!」

土御門「はう! ねーちんが著しく酔って凶暴度三倍増し!? 助けて舞夏ー!!」

舞夏「給仕の仕事が忙しくてそっちまで手が回らないぞー。自分で何とかしろー」

神裂「『唯閃』!!」

土御門「うわー! 聖人の力解放すんな何考えてんだばかやろぉぉぉおお!!」ドカーン!

浜面「ジュース持って来ましたぁ!!」

絹旗「超遅いです浜面!」

フレンダ「全く、結局浜面はパシリさえもろくに出来ない役立たずって訳よ」

滝壺「頑張ってはまづら。あと、あそこの料理取ってきて」

麦野「おらおらー。テキパキ働かねぇと即ブ・チ・コ・ロ・シすんぞー」

浜面「ちくしょう! 何故俺がこんな目に!!」

半蔵「自業自得だ。お、これうめーな」モグモグ

駒場「身の丈に合わん啖呵を切るとこうなる…か……勉強になったな…」



176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:16:28.02 ID:mo4lx2my0
垣根「おい、何でそんなにくっついてくるんだテメエは」

心理定規「いいじゃない。黙っていたけど実は私は人見知りなの。こんなに大勢知らない人がいたら心細いわ」

垣根「あとテメエ能力切れ。何遊んでやがんだぶっ殺すぞ」

心理定規「…? 何の話? そもそもあなたに私の能力が通じないでしょ?」

垣根「はぁ!?」

垣根(じゃあ、何だ、あぁ!? この俺がリアルにこの女に…!? 馬鹿な馬鹿なそんなはずがねえ有り得ねえ)

心理定規「…? 変な人」



183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:20:57.55 ID:mo4lx2my0
雲川「ほら、軍覇。食べるか? おいしそうなのを見繕ってやったけど」

削板「おう、いただくぜ!」ムシャムシャバクバク!

雲川「これはどうだ?」

削板「食う!」ムシャムシャリ!

雲川「それならコイツは?」

削板「ごっつあんです!」ムッシャラホイ!

雲川「もひとつおまけだ。そら」ポーイ

削板「わう! ってオイもしかしてお前オレで遊んでないか!?」

貝積(……あれもまたひとつの恋の形………か?)



185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:22:03.95 ID:TkO6PtQFO
餌付けされとるwww



186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:22:20.81 ID:9fgsRM8vO
うわ雲川かわいいなこいつ



190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:26:29.43 ID:mo4lx2my0
結標「……今回はホント、散々だったわ」

海原「お疲れ様です。あ、食べます? これ」

結標「いただくわ…はぁ、もうウンザリ。しばらく暗部からは足を洗いたいわ」

海原「いいじゃないですか。足を洗えば。もうしばらくは血なまぐさいことも起きないでしょうし」

海原「あなたも、年頃の女の子らしく恋をしてみては?」

結標「恋…ねぇ…」

海原「好きな人がいるというのはいいですよ。それだけで、世界が輝いたものに見えてくる」

結標「いい台詞なんだと思うけど……あんたが言うと、どうもねえ」

海原「ど、どういう意味ですかそれは!!」



201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:34:35.88 ID:mo4lx2my0
美琴「あーん」

御坂妹「あーん、とミサカは大好きなあなたにスプーンを差し出します」

上条「そんな左右から差し出されても、上条さんの口はひとつしかありませんのことよ?」

美琴「私のから食べなさいよ」

御坂妹「ミサカを選べば次は魅惑の口移しコースが待っています」

美琴「く、くち、くちうつ…!? わわわわ、私も、私だってやってやるわよそれぐらい!!」

上条「あ、ちょ、やめて! 二人同時に口の中にスプーンを突っ込んでこないで!!」グサッ!

上条「いだぁーー!! 美琴さんが持ちたるはまさかのフォーク!?」

美琴「あ、ごめん!」

御坂妹「はい減点いち~、とミサカはお姉様に通告します」

美琴「ま、負けないんだから!!」

上条「これはあれでしょう! いくらなんでも言っていいんじゃないでしょうか!? はい、せーの!」

上条「ふ、不幸だぁ~~~~!!!!」


 ちなみにその後ろにあった柱の影

黒子「わ、私のお姉さまがあんなデレデレな訳がありませんのぉぉおおおお!!!!」



205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:41:16.53 ID:mo4lx2my0
風斬「……」

ステイル「やあ、君も探し人が見つからないクチかな?」

風斬「え…? いや、あの…」

ステイル「おや、その様子だと探し人がどこにいるかは把握しているみたいだね。ま、僕もなんだけど」

風斬「あなたも…?」

ステイル「何だか邪魔しちゃいけないような気がしたんだろう?」

風斬「はい…友達なのに、こんなに遠慮しちゃうっていうのは……やっぱりおかしいでしょうか?」

ステイル「うん? いやいや、何もおかしなことじゃない。君が抱くその遠慮の気持ちは、人間の営む精神活動としては極正常だと思うよ?」



ステイル「ちなみに…今の僕等のような行動を、この国の言葉では『空気を読む』と言うらしいんだけどね」



206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:41:51.00 ID:6woLuCqx0
ステイル、かわいいよステイル



207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:44:14.11 ID:PzYh0VreO
ステイルマジ空気読める



208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:47:04.77 ID:mo4lx2my0
 パーティーの喧騒を抜け出し、一方通行は裏庭で月を眺めていた。

一方通行「あ~…ガキ共がねだるからって、ほいほいこンなトコに顔出すモンじゃねェな。ウザったくてしょうがねェ」

 ぽす、と一方通行の横に座る影。
 純白の修道服に身を包んだ少女―――インデックスだ。

一方通行「……」

インデックス「む? 何でそんなに驚いているの?」

一方通行「そりゃ驚くだろォが…いいンかよ? こンなトコにいちゃ、中の料理が無くなっちまうぞ?」

インデックス「あ、あくせられーたの中にいる私にはそんなイメージしかないの!?」

一方通行「テメエの今までの行動を思い出せアンポンタン」

インデックス「う、うぅ…! 認めるけど! 一言も反論できないけど!!」



209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:51:20.97 ID:6kD6TVul0
ハッピーエンドでよかった・・・・・・!



217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:57:23.09 ID:mo4lx2my0
インデックス「月…綺麗だね」

一方通行「…あァ、まァな」

 沈黙。
 インデックスは急いで次の会話のネタを頭の中から探り出す。
 でも、うまい話題が見つからなかったから、インデックスはもう本題に入ることにした。

インデックス「ほんとはね…もう、そんなに食べなくてもいいんだ」

 インデックスは今までの自分を恥じるように、ぽりぽりと頬をかいた。

インデックス「どういうわけか、私の中にあった10万3000冊の魔道書はひとつ残らず無くなっちゃったから……もう、食べなくても、いいんだ」

 消えた魔道書は他ならぬ、目の前の一方通行の中にある。
 今も彼は、その体の内側で繰り返される破壊と再生の繰り返し――その苦痛に耐えている。
 インデックスはそれを知らないけれど。
 一方通行にも、それを教えるつもりはないけれど。

インデックス「もう私は『禁書目録』なんかじゃない……今の私はもう、ちょっと記憶力がいいだけの、ただの女の子なんだよ?」

一方通行「あァ、そうですかァ」



インデックス「好きだよ、あくせられーた」

一方通行「…はァ?」



219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:58:12.78 ID:EzO9dp5GP
えんだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいやあああああああああああああああああああああああい
オールウェイ、らああああああああああああうゆううううううううううううううううううううううううううううえんだああああああああああああああああゥェェイ、
らあああああああああああうゆううううううううううううううううううううううううううううあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙




221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 22:58:42.27 ID:hdF7g6CH0
きたああああああああああああああああああああああああああああああ



223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:01:03.13 ID:ChgMnuQf0
なんか顔がにやけてくるな



224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:01:16.59 ID:ViA+LJhx0
ハーレムルートなど切り開けるものかああああああああ



225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:01:47.28 ID:PzYh0VreO
えんだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:02:37.78 ID:mo4lx2my0
インデックス「愛してる」

一方通行「………」

 一方通行は言葉に詰まる。
 真っ直ぐに自分を見つめてくるインデックスに、咄嗟に言葉を返せない。
 てへへ、とインデックスは顔を真っ赤にして笑った。


インデックス「別に、答えを求めてるわけじゃないんだ」


インデックス「あくせられーたには色々抱え込むものが多すぎて、私なんかに意識を向ける暇なんてないってこともわかってる」


インデックス「だけど、今だけでいい。今だけでいいから」


インデックス「もう少しだけ、近くに行ってもいいかな?」







一方通行「駄目だ」

インデックス「はぅ」



229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:03:05.68 ID:gJI08T7N0
おいぃ



231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:03:57.19 ID:hdF7g6CH0
これは前フリだろ?



234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:04:36.33 ID:2ovGakJn0
完全にかっこいいこと言おうとしてやがる…



237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:07:41.86 ID:mo4lx2my0
 すわ調子に乗りすぎたか、とインデックスは涙目で一方通行の方を見る。
 さて、どんな呆れた目を向けられているかと覚悟していたが……違った。
 一方通行は自分を見ていない。
 ひどくびっくりしたように見えるその目は、インデックスのさらに後ろを向いている。

インデックス「後ろ…?」

 一方通行の視線を追って後ろをちらり。
 するとそこには。

打ち止め「………」

ミサカ「………」

 なんかいた。

打ち止め・ミサカ「なに抜け駆けしてんの?」

 『ミサカは~』なんて口癖の入る余地も無い、圧倒的負のオーラを放つ打ち止めとミサカがそこにいた。



240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:10:11.57 ID:is7qc7mFO
空気よめよおおおお



244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:13:20.19 ID:VCLWg0fYO
ミサカちゃんらちょっとこっちおいで



245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:13:33.03 ID:85bOT7BEO
どいつもこいつもいちゃつきやがって・・・



246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:17:46.19 ID:mo4lx2my0
打ち止め「ミサカなんか大好きだもん! ってミサカはミサカは今こそ心のうちを打ち明けてみる!!」

ミサカ「ミサカなんか超愛してます、とミサカはずずいとあなたに迫ります」

一方通行「ちょ…待…おォ!?」

 打ち止めとミサカの迫力に押され、一方通行はずりずりと後ずさる。
 ぽふん、と首筋に何かが当たった。

番外個体「そんな未成熟のミサカ達より、程よく熟れた食べ頃ミサカはいかがかにゃー?」

 番外個体は一方通行の首筋に当たっているポヨポヨしたポヨポヨを、さらに一方通行の後頭部にポヨポヨする。

番外個体「感激してよね第一位。ミサカのこの魅力的な体は、全部全部あなたに弄ばれるために存在してるんだからさ」

ミサカ「意義ありです。その理屈で言えばこのミサカを選べば青い果実に、いずれは熟れごろ果実と一粒で二度おいしいお得感です」

打ち止め「ミ、ミサカなんてそれに『危ない果実』まで付いてくるよ! ってミサカはミサカは猛アピール!」

インデックス「レ、レア! 私はとってもレアなんだよ! そんなにミサカばっかりじゃ食べ飽きちゃうかも!」

一方通行「テメエら意味分かって言ってンのかァァ!?」



247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:19:04.85 ID:B/2ha72wO
何を売り込んでんだこいつらはっw



248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:20:07.06 ID:hdF7g6CH0
危ない果実www



250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:20:34.99 ID:mo4lx2my0









 噴飯ものの台詞であるが、あえて言わせていただこう。




 例えこの世の全てを操れようと―――――乙女心だけは操れない。










260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:23:52.85 ID:mo4lx2my0










 だから彼は神様なんかじゃなくて、やっぱりただの人間で。





 人間だから、これからも泣いて、怒って、悲しんで、嫉妬して、傷ついて、笑って―――――そうやって、生きていく。











264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:25:12.99 ID:mo4lx2my0













 願わくば―――――これからの彼等の人生に、幸多からんことを












267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:26:31.28 ID:mo4lx2my0






 もしインデックスが上条さんより先に一方通行に出会っていたらという妄想






 以上、完全終了。







277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:27:51.44 ID:mo4lx2my0
終わった……燃え尽きたぜ……真っ白にな………



274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:27:42.95 ID:hdF7g6CH0
マジで良かった
最高のハッピーエンドだわ




279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:28:27.11 ID:9/DC1pIR0
>>1乙

何か禁書アニメⅡの新OP見てるような興奮状態になった。凄く面白かった




281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:28:46.18 ID:KBMFk8g2O
作者ありがとう
原作と比べるつもりはないけど、超おもしろかった




283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:29:00.73 ID:saBaaIO50
>>1乙だぜえええええ!!!
SSでこれほど熱くなったのは初めてだわ
リアルタイム遭遇できてまじよかった




290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:30:15.99 ID:85bOT7BEO
俺の>>1乙に常識は通用しねえ



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:30:34.41 ID:LtMs6mP6O
今まさにSSの歴史に立ち会えた事を感謝する

>>1乙!! 本当にありがとう!!!!




293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:31:19.96 ID:VCLWg0fYO
やっぱり影響力凄まじすぎて自分の書きたいものことごとく変わってったよ…
激しく乙!




322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:58:18.43 ID:D3rQd3bCO


バカッコイイ削板さん見れて良かったです。




358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/07(月) 02:11:50.83 ID:fzFlEmuF0
セロリさんが厨二を極めてしまわれたのが逆に禁書っぽくていいな
すがすがしいくらい厨二だった




313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:38:45.55 ID:LOcNuRU50
乙でした。

感動した。ほかに言葉が見つからない。




319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 23:52:14.87 ID:0Vhytf8NO
乙です
シリーズ全部よんでて、続きを待ってたよ

素晴らしいお話ありがとう








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禁書目録SS   コメント:67   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
3486. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/14(月) 22:37 ▼このコメントに返信する
これでまとめ完了だな!
おつん!!
3487. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/14(月) 22:48 ▼このコメントに返信する
この圧倒的な完成度なんなの
3488. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/14(月) 23:14 ▼このコメントに返信する
乙~ 以外に言葉が出てこない
3489. 名前 : 名無し@SS好き◆O5j0uNbA 投稿日 : 2011/02/14(月) 23:26 ▼このコメントに返信する
……ssで萌えたことはあったが、まさか燃えるとは。
まあとりあえず俺に言えることは……

燃える話をありがとう!
乙!
3490. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/14(月) 23:54 ▼このコメントに返信する
改めて最高でした
もっと多くの人に見て欲しいわ。
皆かっこいい。
3491. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/15(火) 00:20 ▼このコメントに返信する
マジで完成度高杉だろ
一方さんと上条さんかっこよかったよおおおおおお
作者激乙!!!!
3493. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/15(火) 00:59 ▼このコメントに返信する
作者は何者だ、すごすぎるだろjk
3496. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/15(火) 01:18 ▼このコメントに返信する
意味がわからない
ただ、乙としか言えない
3501. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/15(火) 03:35 ▼このコメントに返信する
超乙!超乙!超乙!
すげェアツい、いいssだった!!

作者文才ありまくってるみたいだから
普通のほのぼの系も投下してくれんの期待!!
3504. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/15(火) 11:14 ▼このコメントに返信する
禁書には全然興味無かったけど、気が付いたらシリーズ全部読んでたぜ。
面白かったでゲソ。
3509. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/15(火) 14:23 ▼このコメントに返信する
ありがとう!ありがとう!
この年一番の感動をありがとう!!
3515. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/15(火) 17:32 ▼このコメントに返信する
作者超乙 おもしろかった

途中フジリューの封神演義思い出した
アレイスターは最初のヒトで太公望
上条さんは四不象かな
3523. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/15(火) 22:33 ▼このコメントに返信する
かまちーだろもうwwwwww
3529. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/16(水) 00:18 ▼このコメントに返信する
超乙!
上条さんが土御門に手刀を習ってたことに
ちゃんと意味があって驚いたわ

つーか、作者こそ神上だろ
3559. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/16(水) 19:17 ▼このコメントに返信する
作者の一方さんへの愛が凄いのが分かった

このssが神なのは分かってた
3593. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/17(木) 17:58 ▼このコメントに返信する
一気に見てきたけどここまで展開もってくるとか予想外すぎてなんかもう感謝。面白すぎてつれーわー終わっちゃったのがマジつれーわー
3705. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/20(日) 19:45 ▼このコメントに返信する
上条さんがインデックスの前に現れたときの台詞がカッコ良過ぎるぜ、幸福だー!
3718. 名前 : 名無し@SS好き◆CD0YfO9M 投稿日 : 2011/02/21(月) 03:17 ▼このコメントに返信する
これこそが本編。
3720. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/21(月) 03:36 ▼このコメントに返信する
こんなに熱いSS読んだのはじめてかも
終わったのは少し寂しいけど乙なんだよ!
3811. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/23(水) 00:25 ▼このコメントに返信する
これが才能かすばらしい
3839. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/02/23(水) 20:33 ▼このコメントに返信する
これはインデックスの最終回のハードルが上がったな
このSSでアニメ化して欲しいで
3932. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2011/02/26(土) 02:45 ▼このコメントに返信する
はあ…言葉出んわ…感無量としか…
もう禁書に限らず二次創作モノ全般でトップクラスだろコレ…
いや二次創作に限らず(ry

ここの一通は全フィクション内でも随一のチートだな(笑)

3977. 名前 : 名無し@SS好き◆wLMIWoss 投稿日 : 2011/02/27(日) 08:43 ▼このコメントに返信する
まいった・・・
4094. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/03/01(火) 20:26 ▼このコメントに返信する
マジで最高だった!!
それしか言えない作品をありがとう!!!
4586. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/03/10(木) 23:53 ▼このコメントに返信する
確実に五回は惚れ直したぞカッコ良すぎんのよていとくん!乙!
心揺さぶる熱さがこのSSにはあるんだぜ・・・!
4699. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2011/03/14(月) 03:22 ▼このコメントに返信する
これはやばい....wwwwwwwwwwww
最高すぎる!!
作者もだけどまとめてくれた管理人さんもありがとう!
4784. 名前 : 世紀末帝王HAMADURA◆- 投稿日 : 2011/03/15(火) 22:51 ▼このコメントに返信する
まったくかまちーったら、素直に自分が書いたって言えばいいのに

つーか神だろ!
4785. 名前 : 世紀末帝王HAMADURA◆- 投稿日 : 2011/03/15(火) 22:52 ▼このコメントに返信する
まったくかまちーったら、素直に自分が書いたって言えばいいのに

5370. 名前 :  ◆- 投稿日 : 2011/03/29(火) 14:10 ▼このコメントに返信する
すげえええええええええええええ!!!!!!!

もうこれが原作でいいよ!!
5826. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/04/10(日) 23:57 ▼このコメントに返信する
本人じゃないにしても
間違いなくかまち本人が見ても自分より面白いって認める筈
灰村に見せたら挿絵つけたくて仕方なくなるんじゃね?

読後感含めここまで何もかも完璧だともう何と言っていいのやら
6078. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/04/19(火) 18:56 ▼このコメントに返信する
何だこの清々しい気分は
某灼眼のif物長編SSを読んだとき以来だ

>>1さんありがとう
7160. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2011/05/22(日) 00:01 ▼このコメントに返信する
すげぇ面白かった。一気に全部読んでしまった
8081. 名前 : 名無し@SS好き◆TqGbk2q6 投稿日 : 2011/06/13(月) 20:27 ▼このコメントに返信する
一方通行になるだけで上条さんより大変なことに・・・上条って何?
個人的にインデックスは・・・ほかのss読み過ぎたしもう。正直になりな>>1、ミサカがヒロインなんだろ?
って言うか今まで読んできた中で一番シリアスで手間が掛かってた!某屋さんの次の次の次に気に入った!
結局俺、LV,5が仲良くしてるssがあれば人生に未練ないわァ・・・だから書いてください!待ってます!
8102. 名前 : 名無しさん@ニュース2ちゃん◆- 投稿日 : 2011/06/14(火) 00:09 ▼このコメントに返信する
アニメの禁書しか知らないがこのSSは最高だ!
このSSで初めて禁書のキャラに愛着を持った、超>>1乙!!
8205. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/06/16(木) 09:44 ▼このコメントに返信する
このSSの完成度は計り知れんな
>>1=かまちー
いや…>>1≧かまちーだな
まぁ現実的にかまちーがこれを見てどうこうってのは
ないだろうけど、外編で書籍化してほしいって思ってみたり。
とにかく多くの方に読んでもらいたい
まとめ乙&>>1、ありがとう!!!
9235. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/07/12(火) 18:22 ▼このコメントに返信する



10510. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/08/11(木) 00:04 ▼このコメントに返信する
大作にはつきものなのかも知れんが…度重なる下劣極まりないコメ
(本スレ、コメ欄両方)さえなければ完璧だった。前者は管理人の責だろうが

敢えて言うが、前記事の気持ち悪い発言してるヤツみたいな、
その他も不快になりかねない言動は控えてほしいわ…
15405. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/12/15(木) 09:23 ▼このコメントに返信する
うむすがすがしほどの厨二だった
だがそれがいい
16109. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/01/04(水) 04:06 ▼このコメントに返信する
アレイスターと天使達が小物過ぎる気がしたが・・・
それでもここまで大風呂敷を広げて畳みきったのはすごいと思う
作者乙!
16727. 名前 : 名無し◆- 投稿日 : 2012/01/16(月) 03:11 ▼このコメントに返信する
一方通行「うン、ごめン。無理。俺ロリコンじゃないからお前の体じゃ欲情しない」
18675. 名前 : 名無し◆- 投稿日 : 2012/03/01(木) 04:48 ▼このコメントに返信する
やべぇ泣いた!!
一方通行マジ神ィィィィィィィィィィィィ!!!!
18716. 名前 : 名無し◆- 投稿日 : 2012/03/02(金) 10:55 ▼このコメントに返信する
Level.6になったってことはもう名前は「一方通行」じゃなくて
「絶対無敵」になるんじゃないのか?
18837. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/03/04(日) 21:41 ▼このコメントに返信する
何て言うか凄すぎて言葉が全然でねぇし見つからねぇ

とりあえず言えることは、こういう作品に出会えて本当に良かった、ありがとう
18969. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/03/07(水) 02:18 ▼このコメントに返信する
おい誰か麦野と冷蔵庫よみがえった経緯教えろ。あと、その二人と一方が会ったらブチコロシ確定じゃね?
ここでこんなこと書いても>>1が見てくれるかわかんないけどさ


楽しめたよ。途中インデックスにみんな殺されるのはあれか、エヴァかwwww
また新しいss頼むよ!ありがとう!
19517. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2012/03/19(月) 19:17 ▼このコメントに返信する
最高!!
19684. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/03/23(金) 14:12 ▼このコメントに返信する
とある無敵の専用道路だな
20756. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/04/19(木) 20:30 ▼このコメントに返信する
※18969
陽炎の街使ったか全身サイボーグかどっちかじゃないかな
脳だけの状態で意思の強さ魅せるlevel5ぱねえっす

大作超面白かったです
22857. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/06/18(月) 03:31 ▼このコメントに返信する
面白すぎた
いや、もう本当に。
この感情を表現する言葉が出ない位衝撃を受けた
何が言いたいかって言うと、>>1乙!!!
23247. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2012/06/28(木) 17:44 ▼このコメントに返信する
やっべぇ、これ何回読み直したかわからねぇ
一方通行神
  >>1神
それしか思いつかん
24904. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/08/07(火) 03:54 ▼このコメントに返信する
身が震えましたよ、いや
震えまくりの脚やら脳髄とかがビリビリしまくりましたぜ。。

他に幾人かも述べられてますが
「SS(というか文章)で燃えるのは初めて」とか
「新期の禁書OPを初視聴する
 時のような高揚感」といった表現が
ぴったりですわ。

笑い、シリアス、苦悶、落涙。
華麗な伏線と回収に阿鼻喚起を揺さぶられ。
萌えて悶えて口から未元糖質がザッラザッラとかもうね(ry
…一つの作品でこれだけ多く、それもいずれとも
果てしなく質の高い感(情の)動(き)を起こす作品。
文章だけでここまで感動した事など滅多にゃぁあるまいて…。

もうアレだ、おこがましいと言われようと
「SS(シンワソウサク)」LEVEL6と、
「野生原典(セミオリジナル)」LEVEL0の
多重能力者だろとか称賛せざるを得ない。。

最高の作品に出会えましたぜ、まったく(´ω`*)
25202. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/08/14(火) 07:41 ▼このコメントに返信する
それぞれのキャラが効果的に動いてる神SSだなマジで
28383. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/11/04(日) 00:04 ▼このコメントに返信する
とても面白かった!!本当に乙かれ様なんだよ!!

……クソぅ、…俺の妄想してたssなんてクズ見てぇなもんじゃねぇか…
本当に面白かった!!!!!!
29059. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/11/21(水) 15:37 ▼このコメントに返信する
もっと他にないのかこの人の書いた話は!
もっと読みたい!
32139. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/03/09(土) 22:50 ▼このコメントに返信する
運の向きも何もかも操れるとかずる過ぎるよなー
32373. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/03/17(日) 22:29 ▼このコメントに返信する
……何度目だろ、このシリーズ一気に読み返すのって
32904. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/04/02(火) 01:13 ▼このコメントに返信する
正直これを読んで俺の中で禁書は完結した。涼宮ハルヒの微笑以来だよ、こんな感想
33378. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/04/17(水) 22:44 ▼このコメントに返信する
エツァリさんがこんなシリアスなssで活躍したの初めてみたぜ。

これが本編でも問題ない気がしてならない。
34098. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/05/08(水) 23:21 ▼このコメントに返信する
すごいなぁ
37926. 名前 : 名無し@禁書好き◆- 投稿日 : 2013/08/30(金) 14:33 ▼このコメントに返信する
禁書好き、アクセラさん大好きな俺にとっては最高
途中から本編見てるような気がした
筆者ありがとうm( )m 乙!!
38680. 名前 : capital◆- 投稿日 : 2013/10/01(火) 01:52 ▼このコメントに返信する
もうこれは…アレだ。
野生のかまちーだ
38774. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/10/04(金) 20:14 ▼このコメントに返信する
本編との対比を地味にしてるのも凄く良いな
素晴らしいSSをありがとう
40377. 名前 : 名無しさん@ニュース2ちゃん◆- 投稿日 : 2013/12/18(水) 14:09 ▼このコメントに返信する
禁書全く観てないがキャラ多すぎィ
アレイスターはQBのように絶望を糧とするんじゃなく
人類に試練を与えてどう克服するかを観察してたのね
哲学的なラスボスは厄介だよな
44836. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2014/12/08(月) 16:12 ▼このコメントに返信する
是非全禁書ファンに読んでもらいたい神ss
個人的には一方ハーレムとチート一方が最高だったよ
45333. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2015/03/15(日) 20:24 ▼このコメントに返信する
最高だった!
46205. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2015/09/27(日) 15:48 ▼このコメントに返信する
いまさらだが圧倒的乙
48344. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2018/01/02(火) 22:29 ▼このコメントに返信する
最近一気に見たけど超よかった
とても遅いが乙
48752. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2018/10/23(火) 22:17 ▼このコメントに返信する
乙!!一方禁書(禁書通行)最高!!!
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